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50年のありがとう [日記]

土曜日はちょうど私の両親の金婚式でした。

50年間お互い支えあいながらも手のかかる息子娘三人を見守り続けてくれた両親に心ばかりの御礼をする予定でしたが、ところがどっこい。

4ヶ月前に父が「みんなに感謝をしたいので是非、自分たちの金婚式は自分たちに企画させてください。」と、突然の申し出。

いえ、感謝したいのは私たち子どもなのですが・・・

本人がどうしてもというので仕方なく、好きにさせるようにしました。

が、妹が「私たちは御呼ばれするだけでいいの?」ときました。

あたりまえじゃない。

そんなことさせるだけじゃないわよ。

私だって何か記念品をと楽天を除いていたんだから。

何か特別なものといっても、定番は夫婦茶碗と湯飲みのセットのようでピンときません。

妹にもそういうと「じゃあ、本人に何が欲しいか聞いてみる」ということになり、申し訳ないのですが、実家の近くに住んでいる妹に聞いてもらいました。

本人たちは茶碗と箸をセットで欲しいそうです。

やっぱり定番なのね。

本人がそれで良いならと二人で川崎まで買いに行きました。(近くにあんまりいいお店がないんだもん)

あと、50年前の二人を知ってもらいたくて、50年の歩みのアルバムを作成。

もう一度結婚気分を味わっていただくため、ブーケとブートニアを1ヶ月前に花屋で確認。

(始めはコサージュといっていたのですが、よくよく話を聞くと新郎や新婦の父がつける花はコサージュではなくてブートニアというそうです。コサージュは来賓の方がするものなんだって。)

当日の入荷にあわせて作ってもらうために当日注文でも大丈夫といっていたのに、ブートニアは水揚げに時間がかかるので次回は前日に注文してくださいといってきたのはちょっとむっとしました。

でも、思った以上に素敵なブーケとブートニアでした。

父はこういうの嫌がるかなって思いましたが、意外と喜んでつけてくれました。

予約したホテルは子ども達が小さかった頃昼食ブッフェを食べに行っていたので味は保障できます。

ホテルでの食事を希望といっていたので妹にここが近くて良いと話しておいた甲斐がありました。

両親で下見に来て気に入ったそうで、そのまま予約といった感じだったそうです。

和やかな食事会ができました。

今日、両親に「記念品はいかがでしたか?」と聞いたところ。

「こんなに大変なこと、しなくてもよかったのに。」といっていましたが、喜んでくれているようで、本当によかった。

渡したブーケとブートニアは花瓶に入れて飾っているといっていました。

そんなことしかしてないけど、それで喜んでくれたのなら、ささやかなプレゼントもやってよかったなって。

今度は父の日あたりにみんなで旅行なんていかがでしょうか?

と、妹が企画中です。

まだまだ金婚式イベントは続くようです。

50年間二人とも大きな病気もせず、80歳越えてもいまだ現役で仕事をしている父、それを支える母には頭が上がりません。

昨日は父が「ありがとう」と感謝していたけど、本当にありがとうはこちらの台詞です。

このまま、プラチナ婚まで頑張ってくれるかしら。
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